第2号
お客様は神様か?
平成22年12月26日

社会人になってすぐ営業部門に配属され、以来今日に至るまで色々な仕事と局面を経験したが、一貫して<営業>に関わっている。今は神社経営をやっており、これも不特定多数を相手とする仕事には変りない。歌手の三波春夫氏の言葉らしいが、<お客様は神様です>…という信条をお持ちだったらしい。それはご自由だが 私はかつて一度もそのように考えたことはなく、基本的に平等な関係だと思っている。そんな不遜な態度ではあっても充分世に受け入れられ、多数の失敗もあったがこの道で重く扱って頂いた。要するに本業を顧客の立場から見つめ自分の才智をかたむけて、よりよい商品・仕組みを作り出し、正しくそれを説明していけばよいのだ。お金を払う側(消費者)を神様あつかいするような風潮が、時に支払側の傍若無人な態度を招くことになる。JRの窓口や商品売場でささいな事にクレームをつけ居丈高になって、平身低頭する担当者をどなりつけている風景をよく目にするが、普段卑屈なほどお客に頭を下げつづけているストレスが爆発しているのか、もしくはこれを機会に相手に自分の偉さ、強さを認めさせたいというゆがみなのか…いずれにせよ見苦しいキワミである。


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