第6号
他力本願の時代 - 無意識のユスリ / タカリ −

貧しくとも誇り高く礼節をもってこの国に初めて入った西欧諸国の人々を感じ入らせた日本人とその文化の素晴しさは遠い昔のこととなったが、今日でも大震災に秩序をもって対処している一般の人達の行動は高く評価され取り上げられている。
政局に明け暮れする国政に対してすべてに不相応の大難局に直面している地方行政の当事者や立上った地元の人々の顔付は清々しくたくましい。現場を知る人間の強さを感じさせられる。
とは云え<根本的な施策>を必要とする今回のようなケースには国政での枠組み作りがなければ動かない。
近年、大は各種補助金から小は地域の催しに至る迄、すべてにわたって<他人のフトコロ>を目当てにし前提とすることが多すぎる。
政治は再分配の仕事であるがバラマキで票を集めコビを売る体質は<誇り>を失なわせ自立自尊の喜びを放棄する風潮を招く。
少々荒っぽいが、ようやく地方の首長に新らしい人材が登場し且つネットワークを組んで、国政へのカウンターパワーを形成しつつある。
国民が主役ということは間違いないのだから、主役にふさわしい体質を目指すことが無いと集票マシーンのワナにはまるのだ。


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