第10号
専門家とは?−相手とTPOに合せられないのか−
 

3月11日以降、昼も夜も<震災>ニュース一色となり、入れ替り立ち替り<専門家>という方々が解説に当たられ、初めて聞く用語が数多く流布され図解入りの熱心な説明に初めて原子力エネルギーが可成りのリスクと当事者の必死<特に現場の方々>の作業に関わらず仲々制御が難しいものだという実感が持てた。
従来、関係者の方々や政治のエネルギーが費やされた<安全神活>も一瞬の内に吹っとび、今後の展開が可成りむづかしくなるものと思われる。
早速に<政局>に利用するという流れも出始めたが、本来<技術的>な観点を主としてそれこそきびしい議論をふまえた上で方向が決められるべきと思われてならない。

今回の事件で大量に流され刻一刻と<現場>の様子が報じられたことについて2〜3所見を述べておきたい。

・大学教授を中心とする<専門家>の方々の説明の下手なのにはオドロイタ― 素人相手の解説には比喩でもって日常的に想像が出来る説得技術を身につけてもらいたい。

・ポイントがなにかが解らない― 技術的な細かい説明は特別番組でやれば良い。安全との関わりでそのレベルと範囲が解ればよい。

・知りたいこと聞きたいこと、即ち視聴者のニーズに正面から返答してもらいたい。科学的な話の割にはファジイであり、安心感がもてない。


アナウンサー各位もにわか仕込の<専門家>となり専門用語を乱発するし、K首相に至っては東工大出身=原発の専門家・・・といった意気込みのように見受けたが、むしろ<政治>の専門家であって欲しいものだ。

解説が多弁になる程、かえって不安が助長されたこの数ヶ月であった。


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