第12号
こんな人がこの組織を?−イメージを損ねた生の顔−
 
原発事故がらみでは感じることが多かった。事件発生当時から当事者<東電>による現状説明が色々なレベルで行われたが、発生した事故によるイメージダウンをむしろ大きくするような人と内容であったと思う。

日本の最大最高クラスの規模と技術力をもって大手企業の先端部門を担当している人達がこのような広報活動しか出来ないとは思いもよらなかった。背景には次のようなことがあったと思う。

・当事者にも<状況>の全体像が判らなかった。
・政治とのカラミもあり説明内容がストレートに出来なかった。
・現場に近い人は専門知識(技術的)はあっても、とらえ方が局部的でありトップは技術的判断力に乏しい 印象を受けた。
・原発そのものの将来をも左右するきわめて政治的な問題であり対応の仕方が複雑化。

しかし、問題発生と同時に最適なレベルの人材が総動員されトップから現場に至る迄統制のとれた当事者能力を感じさせる「人」が説明に当ったとは思えない。
せめて地位や分担範囲を明確にし、東電組織のどの部門のどんな責任を負っている人が説明に当っているかを明確にするとよかったのでは・・・。
出てくる人の大半が問題レベルよりは下の実務家クラスと思われ<人物>としての信頼感を持てなかった。


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