第18号
甘えの構造 -ある自殺志願者の訪問-
 

ある日チャイムが鳴って<授与品>頒布所に中年の女性がこられ、弊方との間に次のやりとりがあった。神社での対応も様々だ。

Q(女性)私は今日ここで自殺するつもりで参りました。

A(弊方)そうですか。ムリにお引とめは致しません。

Q(女性)今までも何度もトライしたのがうまくいきませんでした。

A(弊方)そう云えば貴女の手首にリストカットの跡が2〜3ありますが、その浅さでは難しいでしょう。     覚悟が足りなかったのではないですか。

Q(女性)・・・・・・・・

A(弊方)ところで奥さん、ずい分 汗が出ておられるようですが、気分でもお悪いのでしょうか。ウーロン     茶の冷えたのがありますのですぐお持ちします。

Q(女性)ああ 美味しかったわ。助かりました、ありがとう。

A(弊方)それではこれで失礼しますが、滅多なことで<自殺>などと口外されないように。同情して色々     話を聞いてくれる人ばかりではありませんから・・・


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