第21号
気持ちの悪い語感 -ジージ・バーバは日本語か?-
 

電車のなかでの声高に交わされる言葉の汚さは<言霊の国>日本の恥と云えるのではないか。
ケイタイを扱う手先の早さや頭の回転を物語る早い言葉遣いは、その反面<実>のないうすっぺらな人間を大量生産した。工場向、コンビニ向の教育としか思えない。世界的な大競争時代にあっては、むしろ最も日本らしく日本人らしいことが受け入れられるのではないか。子宝として狂喜して期待された多くの子供達が教育/家庭での現実に、ついには<宝物>にならない使い捨ての一生を過ごす危険がある。人材面でも中進国になりつつある実感だ。
お父さん・お母さんに代わってパパ・ママが主流となり、おじいちゃん・おばあちゃんに代わってジージ・バーバが日本語標準となった。この国は本当に日本なのか。


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