第39号
事件だけがニュースなのか?
 

1億の人間が住み、色々な環境の中で多くの〈事件〉が日常的に起きることは当然だ。
人間社会では 昔も同様、悲惨な事も今以上起きていたのではと思われる。
国も人も貧しく、生きる術を失う人は多かったはずだ。
しかし当時は今のような事件屋的マスコミもなく、知らなくて良いことは知らないままに日々を過ごしていたのだ。

今や天下のNHKも 事件現場を走り回る男女のリポーターがことさら仰々しく意味ありげな言葉使いと調子で事をあおりたてる。
一般的な火事や殺人事件をひとつひとつニュースとして取り上げる必要が本当にあるのか。わざわざ命を落とした人の親・親戚をインタビューして、自分達まで涙声になる安物の劇場と化した昨今の報道だ。
外国のニュース番組のように端正さを失わないキャスターがテキパキと事件の内容だけコンパクトに報道する。これがニュース番組ではなかったか。
インターネットにとって代わられるのは当然だ。


コーナーに戻ります