第51号
官僚は悪者なのか -エキスパート集団の使い方-
 
なにかと云えば官僚支配の打破ということが各党の選挙テーマになるが、本当にそうなのか。
単純に黒白と決めつけて本来のエキスパートの能力や誇りを傷つけ、組織を弱体化させてこの国が持つのだろうか。
今では中堅が政治家志向となり辞めるケースも多いということだが、政権がコロコロ変わっても何とか運営がつづくのが 長年にわたりトップクラスの人材を受入れ、確固たる仕組を作り上げたおかげではないか。
勿論 ひとつの仕組が続くとデメリットになる点も多々出てくるが 使いこなす能力も勉強もしない連中がスタンドプレーで他をあげつらう姿は見苦しい。
〈公開〉を売りものに審査をするイベントまがいな場が度々持たれたが、質問者側の能力の低さが露呈しただけで自然消滅となった。当たり前のことだ。
日夜現場で〈情報〉をつかみ ネットワークを通じて実情を知り尽くしている組織をどう使うかを考えるのが政治ではないのか。有能な部下も愚劣な上司の下では力を出し切れない。自らのエリを正して出直してもらう必要があり 責任転嫁は見苦しい限りだ。
頼りになるのはエリートだ。数を頼んで騒ぎ立ててもいずれ正体はあらわれる。
人材集団は大切にしよう。

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